2020年5月29日に総務省が発表した「通信利用動向調査」によると、日本全国のインターネット利用者の割合は89.8%です。
特に年々6歳〜12歳と60歳以上の年齢層でのインターネット利用割合が大きくなり、(幅広い年齢層で利用者が増えてきており、)ますます現代はインターネットと切り離すことができない時代に突入しています。
また、昨今の新型コロナ感染拡大の影響でスマホだけでなく、家庭用インターネット回線(光回線)での安定したインターネット接続の需要も高まってきています。
本記事では、通信会社でTOP営業マンとして働く筆者が「全国のインターネット普及率と日本全国で人気の光回線」についてわかりやすく解説していきます。
目次
日本全国のインターネット普及率は?
2021年1月29日時点で、日本全国のインターネット普及率は「89.8%」です。
上記の「インターネット利用」とは、6歳以上で過去1年間にパソコンやスマホなどあらゆる端末でインターネットにアクセスしたデータを年齢別に表しています。
年々6歳〜12歳と60歳以上の年齢層でのインターネット利用割合が大きくなり、まんべんなく幅広い年齢層でインターネット利用する人が増えていることがわかります。
また近年は動画配信サービスやオンラインゲームなどの普及が追い風となり、自宅で安定してインターネットに接続できる光回線・高速回線を利用者も増えています。
以上のデータから、今後ますます私たちの生活では、インターネットが重要な役割を果たしていくことがわかります。
日本全国に急速にインターネットが普及した理由
日本にはじめてインターネットが誕生したのは“1984年”のことです。
しかし、当時は一般人が気軽に利用できるインターネットはなく、一部の教育機関である大学同士の通信を結ぶところからインターネット利用は始まりました。
では、なぜこれほどまでに全国にインターネットは急速に普及したのでしょうか?
通信端末と通信費の低価格化
日本全国にインターネットが急速に普及した最大の理由は、”通信端末”と”通信費”の低価格化が進んだからです。
インターネットが誕生した当時は、電話回線を活用したインターネット接続しかなかったため、接続できる端末・通信速度・送受信できるデータ量に制限がありました。
そのため、通信端末や通信費が高くなる傾向にあり、通信サービスは一部の消費者しか保有できないものでした。
iPhoneXの価格が高いとお嘆きの皆様。平野ノラで毎度お馴染み初期型ショルダーフォンのレンタル導入費用をお知らせします。
発売年:1985年9月
発売価格:「保証金」20万円、月額基本使用料2万6000円、新規加入料金8万円
※通信費別途時代とAppleに感謝しましょう。 pic.twitter.com/IAo4dFvQOY
— DON (@D0N12345) September 14, 2017
例えば、今から約30年前は現代のスマホである「ショルダーフォン」があり、新規加入料金8万円、月額料金2万6,000円という超高額なサービスが存在していました。
もちろん、ショルダーフォンでインターネットは使えず、電話のみの用途でこれだけ高い費用を払う必要がありました。
そこからパソコンの性能向上と低価格化、光回線の誕生など通信機械や技術の進歩によって、日本全国にインターネットが普及するようになりました。
日本全国の光回線普及率は?
2021年1月29日時点で、日本全国の光回線加入者数は約3,307万人で日本国民の約4人に1人が光回線に加入している計算になります(株式会社MM総研)。
光回線の加入者数も年々増加傾向にあり、伸び率は年々2〜4%で推移しています。
光回線のうち42.0%はコラボ光で、NTTドコモとソフトバンクの携帯2キャリアだけで全体の7割以上を占めます。
また昨今の動画やオンラインゲームなどの大容量リッチコンテンツの利用増加に伴い、ソニーグループが提供する「NURO光」などの高速インターネット回線の加入者が拡大してきています。
日本全国で普及率No.1の光回線は?
日本全国で最も人気がある光回線は、NTT東西の「フレッツ光」です。
フレッツ光は光回線の誕生時から全国にサービスを提供してきました。
日本全国の光回線加入者のうち約7割以上がNTTのフレッツ光に契約しており(※コラボ光含む)、2021年時点で加入者数は約2,300万回線にも及びます。
また、2015年に光コラボサービスが誕生し、多くのプロバイダー事業者、販売代理店がフレッツ光と自社のプロバイダーをセットで販売するようになり、更にフレッツ光の利用者が拡大しました。
ソフトバンク光やドコモ光、楽天ひかりなどが光コラボサービスに該当します。
光回線を契約して、インターネットを快適に楽しもう!
今回は、「全国のインターネット普及率と日本全国で人気の光回線」について詳しく解説してきました。
2020年5月29日に総務省が発表した「通信利用動向調査」によると、日本全国のインターネット利用者の割合は89.8%です。
特に年々6歳〜12歳と60歳以上の年齢層でのインターネット利用割合が大きくなり、(幅広い年齢層で利用者が増えてきており、)ますます現代はインターネットと切り離すことができない時代に突入しました。
また、昨今の新型コロナ感染拡大の影響でスマホだけでなく、家庭用インターネット回線(光回線)での安定したインターネット接続の需要も高まってきています。
光回線は光ファイバーを自宅に引き込んで利用するインターネットのため、インターネットが途中で切れたりせず、回線速度が安定しているのが1番の特徴です。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大、テレワーク推進、働き方改革などの時流により、インターネットは私たちの生活には欠かせないツールになりました。
せっかく便利な時代に生きているので、品質の高い光回線を契約し、快適なインターネット生活を過ごしていきましょう。