「NURO光でクーリングオフできる?」
現在NURO光の契約を検討中の方であれば、このような疑問を抱えているはず。
さきに結論から申し上げると、NURO光ではクーリングオフすることができません。
しかしながら、NURO光ではクーリングオフに代わる制度があります。
本記事では、都内の通信会社で営業として働く筆者が「NURO光でクーリングオフはできる?無料キャンセルする方法」についてどこよりもわかりやすくご紹介します。
目次
NURO光でクーリングオフはできる?
NURO光を契約した後にやっぱりサービスを解約をしたいという方は一定数います。
例えば、
「一度契約したものの、家族に契約するなと言われた。」「強引に勧誘されて、仕方なく契約してしまった。」
など様々な理由や原因が考えられます。
そもそもクーリングオフとは?
クーリングオフとは、一定の契約に限り、一定期間、説明不要で無条件で申込みの撤回または契約を解除できる法制度である。(Wikipedia)
つまり、クーリングオフとは特定の商品やサービスにおいて、一定期間であれば契約・購入した商品やサービスを返品・返金できる特別なルールのことです。
現代においては、消費者が不利益を被ることを避けるために、世の中で販売されている多くの商品やサービスがクリーングオフの対象となっています。
では、インターネット回線のNURO光はクーリングオフの対象になるのでしょうか?
NURO光ではクーリングオフができない
さきに結論から申し上げると、NURO光はクーリングオフの対象外になります。
そのため、NURO光でクーリングオフを適用することはまずできません。
実は日本の法律では、NURO光を含めた光回線・スマホなどの電気通信サービスは特定商取引法の対象外に定められています。
しかしながら、クーリングオフを適用できない状態だと、NURO光を契約したユーザーが泣き寝入りする可能性もあります。
そこで実は電気通信サービスにおいては、クーリングオフに極めて近い形で消費者を守る特別な制度があります。
NURO光を無料でキャンセルをする方法
NURO光では、クーリングオフ制度に極めて近い「初期契約解除制度」があります。
(総務省「初期契約解除制度」より引用)
この制度を活用することで、クーリングオフ適用期間と同じ8日間以内に申告することで、NURO光を無料でキャンセルできます。
初期契約解除制度を活用してNURO光を無料でキャンセルするためには、「NURO光契約のご案内」が届いてから8日以内に所定の手続きを進める必要があります。
「NURO光契約のご案内」にお客さま番号・住所・氏名・電話番号・解約希望のサービス名称・署名捺印を記載し、So-netに書類提出すると初期契約解除を適用できます。
もともと電気通信サービスに初期契約解除制度はありませんでしたが、消費者が不利益を被ることを問題視した総務省が2016年に新たにこの制度を設置しました。
上記からもわかる通り、クーリングオフ制度とほとんど同じ内容が初期契約解除制度では適用をすることができます。
NURO光に限らず、そのほかの光回線やスマホ、ポケットWi-Fiなどでも初期契約解除制度を適用することができます。
NURO光の無料キャンセルで発生する費用
NURO光で初期契約解除(無料キャンセル)が完了すると、従来必要であったNURO光の解約違約金の支払いが不要になります。
しかしながら、NURO光を無料キャンセルする場合には、以下の費用は必ず発生するのでご注意ください。初期契約解除を適用しても、一定額の支払いは必要になります。
開通工事前に発生する費用
NURO光を契約し開通工事が完了していないタイミングで初期契約解除を適用する場合は、以下の費用のみが発生します。
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
開通工事後に発生する費用
一方でNURO光を契約し開通工事が完了してから初期契約解除を適用する場合には、以下の費用が発生します。
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
開通工事費 | 44,000円(税込) |
月額料金 | 日割り |
NURO光で開通工事が行われる前に初期契約解除をすると、契約事務手数料3,300円(税込)のみの負担で済みますが、すでに開通工事が済んでいると大金を負担しないといけなくなるので注意が必要です。
【注意】NURO光の悪質代理店はクーリングオフできないと言いがち
NURO光を提供しているのは、ご存知の通りソニーグループの子会社「So-net」です。
しかしながら、実際にNURO光を販売しているのはSo-netではなく、NURO光の販売業者であることも結構多かったりします。
特に「通信速度が今よりも確実に速くなる。」などと勧誘されて仕方なくNURO光を契約する場合は、販売代理店経由でNURO光を契約している可能性が非常に高いです。
彼らは“インターネットやスマホを販売して成果報酬を得るビジネスモデル”になっているので、NURO光を販売すればするほどそれがそのまま彼らの売上になります。
そのようないびつな仕組みになっているがゆえに、万が一ユーザーが契約直後にNURO光をキャンセルしたいと申告した場合にも、悪質な代理店が頑なに断る傾向にあります。
悪質な代理店が言うように事実上クーリングオフという制度は適用できませんが、初期契約解除制度なら適用することができます。
このようなトラブルを避けるためには、まずはそもそも光回線の勧誘を受けないことがありますが、次に代理店を経由してNURO光を契約しないようにしましょう。
キャンセルの可能性があるなら、NURO光公式HPから契約すべき
前述の通り、代理店経由でNURO光を契約すると、万が一キャンセルが発生する場合に、やっかいな状況に陥ってしまいます。
特にあなたが悪質な販売代理店からNURO光を契約した場合には、なかなかNURO光のキャンセルをさせてもらえません。
あなたが悪質な代理店に色々と言い訳をされている間に初期契約解除制度の有効期間8日が過ぎてしまうことでしょう。
そのため、NURO光をキャンセルする可能性が少しでもあるなら、はじめからNURO光の公式HPから契約をするべきです。
NURO光を提供する会社と直接契約をすることで、今後何かトラブルが起こった時にはすぐに相談ができますし、インターネット上にも様々な解決策が公開されています。
あなたが今後NURO光と長く付き合っていきたいと考えているなら、コストパフォーマンスや利便性の高さの観点から、NURO光は公式HPから直接契約すべきです。
NURO光ではクーリングオフでなく、初期解除制度を使おう!
今回は、「NURO光でクーリングオフはできる?無料キャンセルする方法」について詳しくご紹介してきました。
NURO光 | |
月額料金(ファミリー) | 5,217円(税込) |
月額料金(マンション) | 2,090円〜2,750円(税込) |
初期工事費 | 実質無料 |
通信速度 | 約200〜400Mbps |
NURO光でクーリングオフは適用できませんが、クーリングオフに代わる「初期契約解除制度」を適用することができます。
そのため、NURO光を契約したけれども、万が一キャンセルしたい場合には、安心して初期契約解除手続きを進めましょう。
しかし、NURO光の初期契約解除制度の有効期間は「8日間」なので、初期契約解除制度を活用するなら、必ず早めのスケジュールで手続きを進めるようにしましょう。
またNURO光の初期契約解除制度を活用したとしても、契約事務手数料や開通工事費の支払いは必要になります。
初期契約解除制度を行うデメリットも十分に理解した上で、必要があればNURO光の初期契約解除制度を活用しましょう。
現在NURO光では、45,000円の高額キャッシュバックキャンペーンを開催中です。
初期費用を抑えてNURO光を契約したい方は、今が大変お得になっています。
これからNURO光を申し込むなら、まずは最もお得で最も安全なNURO光の公式HPから申し込むようにしましょう。