「ドコモスマホを格安スマホに乗り換える!」「ドコモからソフトバンクに乗り換える!」などを考えていませんか?
ドコモスマホのユーザーで現在ドコモ光を契約中なら、スマホ乗り換えのタイミングで「ドコモ光も乗り換えないといけないの?」と疑問を抱えるかもしれません。
さきに結論から申し上げると、ドコモ光の契約を残して、ドコモスマホのみを解約しても、全く問題はありません。
本記事では、都内の通信会社で営業として働く筆者が「ドコモ光を残して、ドコモスマホのみ解約したらどうなる?」についてわかりやすくご紹介します。
目次
ドコモ光を残して、スマホのみの解約はできる?
そもそもドコモ光はドコモスマホユーザーじゃないと契約できないんじゃないの?
普段からドコモのサービスを利用している方の中には、このように考えている方が多くいらっしゃいます。
確かに2015年にドコモがドコモ光のサービスを提供開始した当初は、ドコモ光に契約できるのは「ドコモユーザーのみ」という条件がありました。
しかし、現在はそのような縛りは一切なく、ドコモのスマホユーザーでなくても、ドコモ光を契約し、インターネットを利用することができます。
つまり、ドコモ光の契約を残しつつ、ドコモのスマホのみ解約することは契約上全く問題ありません。
スマホを解約し、ドコモ光を単独契約するとどうなる?
ドコモスマホを解約し、ドコモ光を単独契約すると、ドコモ光セット割の適用対象外になります。
ドコモ光セット割とは、スマホとネットをセットで契約することで、「毎月のスマホ代金が安くなる制度」のことです。
「ドコモのギガプラン」を契約中なら最大1,000円/月の割引になりますし、「カケホーダイ&パケあえる」を契約中なら最大3,500円/月の割引になります。
ドコモ光セット割 | |
ドコモのギガプラン | 最大1,000円/月 |
カケホーダイ&パケあえる | 100円〜3,500円/月 |
ドコモ光を単独契約することで、これまで適用されていたドコモ光セット割が適用されなくなりますので、もし全体の通信費で見たときに高額な割引が発生している場合には注意が必要です。
スマホだけでなく、ドコモ光も解約する際の注意点
ドコモのスマホだけでなく、ドコモ光の解約も考えている場合は、ドコモ光の契約期間と解約違約金に注意しましょう。
ドコモ光を契約更新月以外の期間で解約する場合は解約違約金が発生しますし、ドコモ光の初期工事費を分割で支払っている場合は工事費残債が一括で請求されます。
ドコモ光を解約するタイミングによっては、解約違約金や残債が高額になりますので、できる限り経済的負担が小さいタイミングで解約するようにしましょう。
違約金を負担してくれる他社に乗換える
更新月以外に0円で解約するには、他社に乗換える方法があります。ドコモ光解約時に発生する違約金を乗換え先の回線を提供する他社に負担してもらう方法です。
いくつかの光回線事業者では、ユーザーが負担なくインターネット回線の乗換えができるように、頻繁にキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
例えば、ソニーが提供する「NURO光」の場合は、回線が開通して4ヶ月後に45,000円を受け取ることができる、高額キャッシュバックキャンペーンを実施しています。
【結論】ドコモ光を残し、スマホのみ解約はできる!
今回は、「ドコモ光を残して、ドコモスマホのみ解約したらどうなる?」について詳しく紹介してきました。
ドコモ光とドコモスマホをセット契約している方が“ドコモスマホのみを解約”しても全く問題ありません。
しかし、ドコモスマホを解約することでこれまで適用されていたドコモ光セット割の適用は対象外となりますので、毎月のスマホ代に高額な割引が発生している場合には注意が必要です。
特に家族でドコモスマホにしている場合は、家族割も適用されているはず。
とはいえ、ドコモスマホを解約する時点でスマホ料金の割引がなくなるだけですので、今よりも月額料金の安いスマホをお探しの場合は、ドコモスマホを解約しても全く問題ありません。
ドコモのスマホのみ解約し、ドコモ光の契約を残し、引き続き快適なインターネット生活を送っていきましょう。