日本の大手キャリア4社は今後の5Gサービスの提供に向けて、着々と携帯電話の基地局の準備を進めています。
そんな5Gサービスは、「大容量・低遅延・多数同時接続」と世の中をより便利にするイメージが強いですが、実は健康被害の可能性があるとも言われています。
特に欧米諸国では、5Gを規制する動きがあったりします。また世界各国では、5Gの基地局の影響で頭痛をはじめとする健康被害が報告されたりしています。
本当に5Gは安全なのでしょうか?5Gは世の中を便利にするだけなのでしょうか?
今回は、日本メディアであまり報道されない「5Gの安全性」について深掘りし、「5Gが及ぼす健康被害の可能性」について詳しく解説していきます。
目次
5Gで頭が痛くなる理由
5Gを利用するためには、何十万もの小型基地局を、住宅地を含む全国の地域社会に設置する必要があります。
これら5Gの基地局がこれまでの3Gや4Gなどの通信技術と比較して、高い周波数の電波を発すると言われています。
この高い周波数の電波が人体に悪い影響を与え、頭痛をはじめとする様々な健康被害に繋がると言われています。
2011年WHO(世界保健機関)国際がん研究機関によると、「携帯電話には発がんの可能性がある」という発表があります。
実は以前より携帯電話を利用する際の周波数が人体に与える悪影響は示唆されており、未だにその真相については解明されていないというのが事実です。
そのため、日本政府や各キャリアは健康被害の可能性は全くないものとして、基地局の設置や5Gの商用サービスをスタートしているということになります。
余談ですが、高い周波数の電波の人体への悪影響を懸念する人は、就寝時にアルミホイルでスマホを巻いたりして対策をしていると聞いたことがあります。
世界各国が5Gを警戒する理由
世界各国が5Gを警戒する理由は、世界各国の医療従事者によって、「高い周波数の電波が人体に悪い影響を与えること」が次々と発表されているからです。
実際にスイスのジュネーブでは5Gの反対組織が立ち上がり全国的な反対運動に発展していますし、ポーランドでも一部の住民による抗議運動に発展しています。
日本のメディアでは、5Gの危険性について言及しませんが、ヨーロッパを中心に世界では5Gの反対運動が立ち上がっています。
世界で起こった5Gによる健康被害事例
例えば世界で起こった5Gによる健康被害は、以下のような事例があります。
・オーストリア(ウィーン)
複数の利用者が頭痛や吐き気の症状発生
・日本(宮崎)
複数の園児が頭痛や吐き気の症状発生
このように死には至ってはないものの、いずれも基地局の近くにいるだけで発生した健康被害の事例となります。
このような健康被害を受け、「世界中で5Gに関わる安全性はいかがなものか。」が日常的に議論されています。
5Gは単に通信が高速化するだけではない
今回は、「5Gが及ぼす健康被害の可能性」について詳しく解説してきました。
「大容量・低遅延・多数同時接続」と良い点ばかりが注目される5Gサービスですが、世界中では5Gが及ぼす健康被害について、日々議論が繰り広げられています。
これは今にはじまったものではなく、3G・4Gの時代から基地局の電波が及ぼす人体への影響は議論されてきました。
しかし5Gは3G・4Gの何倍も周波数が高い電波を発していると言われており、ますますその「安全性」に注目が集まっています。
「5Gは単に通信が高速化するだけではない」ということを覚えておきましょう。