「5Gスマホはもう販売しているの?」
5Gスマホの契約を検討している方の中には、このような疑問を抱える方が多いはず。
結論から申し上げると、すでに日本国内では5Gスマホを販売開始しています。
しかし、5Gのスマホ販売は始まったばかりということもあり、まだまだユーザー数は多くはないです。また、5Gスマホを利用できるエリアも未だ限定的です。
そのため、今あせって5Gスマホに乗り換える必要は一切ありません。
本記事では、通信会社で働く筆者が「日本国内の5Gスマホの販売時期と最適な乗り換え時期」について詳しく解説していきます。
目次
日本の5Gスマホ販売開始時期は?
日本の大手キャリア4社の5Gスマホの提供開始時期は、以下の通りです。
ソフトバンク: 2020年3月26日
KDDI: 2020年3月26日
楽天モバイル: 2020年9月30日
各社ほぼ同時期に5Gスマホの販売を開始し、現在5Gサービスは都市圏から優先的にサービス提供をしています。
そのため、2021年2月時点で各社とも5Gサービスの提供エリアは限定的で、5Gスマホの取り扱いは少ないです。
5Gの基地局(アンテナ)が日本全国に拡大できたタイミングで、5Gスマホユーザーは急速的に拡大していくと言われています。
ちなみに世界に目を向けてみると、お隣中国では5Gスマホが急速に普及しており、2021年には「2億8,000万台(スマホ全体の7割以上)」が販売される見通しです。
大手通信キャリアの5Gスマホ販売状況
2021年2月時点で大手通信キャリア4社の5Gスマホ販売状況は以下の通りです。
ソフトバンク: 12種類
KDDI: 16種類
楽天モバイル: 2種類
各社取り扱う5Gスマホのラインナップにばらつきはあるものの、各社とも2020年9月〜2021年2月にかけて5Gスマホの種類は徐々に充実してきています。
今後5Gの基地局(アンテナ)が日本全国に拡大すると、各社の5Gスマホ端末のラインナップはさらに充実してくるはずです。
こちらの記事では、「5Gスマホはどのキャリアがおすすめ?」について詳しく紹介しています。あわせて、ご覧ください。
いつ5Gスマホに乗り換えるべき?
5Gスマホが利用できるようになる時期は、大手通信キャリア4社の5G基地局の設置状況によって決まります。
大手通信キャリア4社が発表している基地局の拡大予定は、以下の通りです。
2021年3月までに全国500都市に拡大
ソフトバンク
2021年12月までに人口カバー率90%
KDDI
2021年3月までに全国500都市に拡大
楽天モバイル
2021年12月までに人口カバー率70%
各社のロードマップによると、2021年12月末までには日本全国のほとんどの地域で5G基地局設置が完了する予定です。
そのため、5Gスマホに乗り換える時期は、「2022年1月以降」がベストなタイミングではないかと思っています。
居住エリアによっては、もう5Gスマホが使える
今回は、「日本国内の5Gスマホの販売時期と最適な5Gスマホへの乗り換え時期」について詳しく解説してきました。
今後5Gサービスは、2021年12月末ごろをめどに日本国内の都市圏を中心に全国に提供エリアが拡がっていく予定です。
5Gの提供エリアが拡がると、日本全国に5Gスマホが急速に普及していきます。
2021年2月時点で5Gの提供エリアは未だ限定的であるものの、すでに5Gスマホを利用できるエリアはいくつかあります。
居住エリア(特に都市圏)によっては、すでに5Gスマホが利用できますので、「一刻も早く5Gを体感したい。」という方は、一度ご自身の居住エリアが「5Gの提供エリアかどうか。」を調査してみましょう。
「5Gの提供エリア」は、大手通信キャリア各社の公式HPから確認できます。
こちらの記事では、「5Gとはなに?4Gとの違い」についてわかりやすく解説しています。あわせて、ご覧ください。